裏毛のフーディー(パーカー)を作ってみました。 製図方法の解説付きです。




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昨日のインスタグラムにアップしたので見てくださった方もいるかな…

ブログの後半ではニット地の製図について解説しています。
今日はちょっと長いですが、お付き合いください。




さて、家の中で過ごす時間が圧倒的に多くなっている今年
ツイードのワンピースを作りたい気持ちがあるけど
生地を買いに行くのも、出来上がったそれを着てでかけるのも少し気がひけるので、
これまで作ってこなかったカジュアルな部屋着に挑戦しています。


夏休み前に仕上げた白いTシャツ が便利な上に好評だったので
今度は裏毛のフーディー(パーカー)にトライしてみました。


商社に勤めていた頃は、毎年大量に生産していた裏毛のパーカーですが
自分では製図するのも縫うのも初めて。



ニットソーイングのパターンは布帛と違って
生地が伸びるので原型のダーツを閉じたり開いたりの操作が少なくてすみます。

特に今回のフーディーの場合はバストダーツもなく、ペタッと平でいいので製図は簡単


しかも
作業工程がすくないので完成までの時間は短い!

すき間時間であっと言う間に縫い上がっちゃいました。










前身ごろに切り替えを作りカンガルーポケットを挟み込む仕様です。




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出来上がってすぐ試着したかったけど、ワンピースを着ていたので
フーディーを着ている風ですが
今年っぽいゆったりしたシルエットになりました。



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ね♡ 結構 今どき!(笑)




製図方法については写真の下でお話ししますね。

ちなみにこの2枚の写真は製図のための数字だしの時の写真
こんな感じで測ります。



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立体的ではないパーカーやTシャツは原型を使わない「囲み製図」ができるので難易度はさほど高くありません。


欲しい服がある時、
ネット検索で欲しいデザインを探すって結構な時間を費やしませんか?

気が付くとあっと言う間時間が経ってしまうので
その時間を、欲しいデザインの製図に充ててみてはいかがでしょうか。



まずは参考にするアイテムのあらゆる箇所を測ります。

◆巾寸法として
肩巾・天巾・身幅・裾巾・袖巾・袖口巾
◆丈寸法として
着丈・前下がり・後ろ下がり・脇丈・袖丈・袖下丈
◆刳り寸法として
衿ぐり・袖ぐり

◎フーディーの場合はフード部分を細かく



後身頃・前身頃どちらの面も測ります。
全てを数値化したら、原型は使わずに囲みで製図をしていきます 。

カーブ定規が上手使えず思い通りの線が出せないときは
手元のサンプルにカーブ尺をあてて似たカーブを探しましょう。
カーブが見つかったらそのままを紙面にひいてみてください。
もしくは
コーピーの機械で衿ぐり・袖ぐりだけコピーして、
写った線をハサミで切れば定規代わりにすることだってできますよ。

あらゆる方法で、欲しいデザインは再生することができるんです。


難しく考えずに、挑戦!してみてくださいね。



これからのオンラインレッスンでは
囲みの製図方法も紹介していく予定ですのでお楽しみに♡





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