生徒作品NO.1377☆1年生コース ブラウスシリーズ5アイテムめはYシャツです




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外出自粛で時間ができ、久しぶりにミシンに触れる機会ができた洋裁経験者の方たちから、
簡単なブラウスなのに思う様な形が出ない・キレイに縫えないとのご相談が多いので、今日は作業工程を大まかですが文字に起こしてみました。


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以下、教室のカリキュラムの1年生コースの5アイテムめ
ワイシャツの工程を説明していきます。

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◆デザイン決定

まずは着たいデザイン、似合うデザインを探すところから始めます。
決まったデザインはなく作りたいデザインを自由に制作できます。
スタンダードなタイプを選ぶ方もいればシャツワンピースを作る方もいます。
デザインは必ず、視覚で確認できるものを紙(プリントアウトや絵)で用意します。


◆製図
デザインが決まったら製図です。
 これまでの知識と経験をフル活用していただきます。
上の項目で用意したプリントが各部位・箇所の長さや幅のバランスを見るための参考になります。

教室では
・袖山とアームホールの数字の合わせ方
・ダーツの移動
など、これまでの3アイテム(1アイテムめは含まず)で学んだことの復習と応用をします。



◆シーチング(トワル)での仮縫い(フィッティング)
シーチングを両身分裁断し組み立て、フィッテイングをします。
動きにくい箇所がないか、ゆがんだ部分がないかを確認すると同時に
シルエットの良し悪しを確認していきます。



◆裁断

縫い代無しのパターンを制作・使用します。
縫い代は裁断時、生地に書き込んでいきます。
布帛の場合、縫い代込みのパターンを使用するよりも
縫い代を多めにとり、チャコペーパーで印付けをししつけをかけミシンで縫う。
それからロックミシンで端処理をする方法が美しく仕上げるための近道です。



◆縫製
ピンうち・しつけ・ミシン・アイロン
「縫ったらアイロン」が大事です。
「面倒なので後でまとめてかけよう!」をやめて「縫ったらアイロン」するだけで見栄えが変わります。 



上記のような工程を踏んで仕上がった生徒さんのワイシャツがこちら



下北沢の洋裁教室SAIKAの生徒作品1377



シンプルなシルエットですが、シルエットも縫製も美しく仕上げることができました。

制作者の生徒さんは、「こんなに身体に合うシャツは生まれて初めて!」と。㊗㊗㊗


ざっくりまとめると
・参考デザインをプリントアウトしてから製図
・仮縫いの時にはそのデザインを確認しながらチェック
・縫い代込みのパターンにしない
・しつけの手間を惜しまず
・「縫ったらアイロン」

上記に注意した作品制作をしてみてください。

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